ムニエルってご存じですか?
フランス料理の調理法のひとつで、小麦粉をまぶしてバターで焼き上げる調理法のことを言うようです。
私はムニエルとソテーの違いも最近までよくわかっていませんでした。ただそんな私でも簡単に作れる事に気づき、いまでは私のバリエーションにしっかり定着しております。
調理行程まで見ていただければ、誰でも簡単に美味しいムニエルを仕上げれますので是非やってみてくださいね。
今回なぜ舌平目のムニエルを作ろうと思ったのかというと
帰りによったイオンで、画像のとおり
シタビラメとガシラ(カサゴ)
見切り価格で売られていたので、買ってきました。
調理済なので腹ワタとウロコはとってくれてあります。
簡単に全部、煮付けにしようとも思いましたが、やはりシタビラメと言えばムニエルかなと。というわけで今回は簡単に作れるムニエルを紹介したいと思います。
てか安くないですか?
ちなみに土曜日の21:00頃です。
材料紹介
- 舌ビラメ 一匹(今回の個体は250gでした)
- 薄力粉 大匙1程度
- 塩 3g(有塩バターを使用する場合は2g)
- 白胡椒 適量(無ければテーブル胡椒)
- 無塩バター 30g(カットして10gを3つに)
- レモン 1/8カット
- オリーブオイル 大さじ1
下処理
今回は、調理済の舌ビラメを使用しますので表面をキッチンペーパーで拭くだけです。未処理の舌ビラメを使用する場合は鱗を取ってひっくり返してエラのあたりから包丁を入れて腹ワタを取り除いて下さい。本来は表面の茶色い皮を外してムニエルにするのですがそのままでも美味しいので・・・
本来は表面の茶色い皮を外してムニエルにするのですがそのままでも美味しいので・・・
焦げやすいのでヒレはキッチンばさみなどで取り除いて下さい。
全体に塩こしょうをかけて小麦粉を全体にしっかりまぶす。
フライパンに火をかけてオリーブオイルを入れて温める。皮目を下にして魚をフライパンに投入してからバターを入れて中火で焼いていく。
バターが焦げやすいのでフライパンを軽く揺すりながらバターの中に空気を入れながら焼いていくと焦げにくい。
3分ほど焼いたらおいバターをして、皮目がかりっとしてきたら魚をひっくり返す。
さらに3分ほど焼いて最後のバターを投入したら魚を崩れないように取りだしてフライパンにレモンを搾り、バターが色づくまで詰めて、仕上げに魚にフライパンのソースをかけて完成。
ポイント
バターをいれて焼いてるときは、バターが焦げないようにフライパンを優しく振りながらバターの中に空気を含ませながら焼いていく。
ステップ⑤からはフライパンに溜まった脂をスプーンですくって魚にかける。
ちなみにこの行程を「アロゼ」という
本来丁寧にする場合は魚の皮を剥いで焼いていくのですが、そのまま焼いても美味しいので今回ははぶきましたが、気になる場合はステップ①の最初に皮を剥いでから調理して下さい。手で簡単に剥がれます。
まとめ
今回はより簡単に仕上げるため、皮をつけたまま焼いています。また本来はたっぷりのバターだけで焼いていくのですが、バターだけだと焦げやすくなるので、今回は最初にオリーブオイルをいれています。
焼きたてを食べるとほんとめっちゃ美味しいので是非やってみて下さいね。
ちなみにガシラ君は3枚におろして身は唐揚げに、アラは味噌汁にしました。
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